富山県立中央病院

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泌尿器科

概要

泌尿器科photo 県のがん診療連携拠点病院に指定されてから、がん診療の割合が急増しています。外科治療は内視鏡手術(腹腔鏡手術あるいは腹腔鏡補助小切開手術)を中心に行い、補助ないし代替治療として放射線治療、抗癌剤治療を行っています。今後、前立腺癌や腎癌におけるロボット手術導入(平成29年1月)に向け、研鑽に努めています。
 尿路結石や前立腺肥大症に対して内視鏡とレーザーを組み合わせた外科治療を行い、優れた効果を得ています。
 末期腎不全に対する腎移植手術の歴史は北陸三県で最も古く、2014年11月には100例目の腎移植を行ないました。他科との密なチーム医療により全国水準の成績を上げています。

診療担当表

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 1診 瀬戸 瀬戸 川口 瀬戸 瀬戸
2診 川口 川口
3診 島田/加納 川口 島田/加納 島田/加納
午後 再診   川口   瀬戸  
    川口  

初診は午前のみ
火、木の午後は検査、処置
手術日…月、水、金

医師紹介

医師名・職位 専門分野 資格
医長 瀬戸親 部長
瀬戸 親
(せと ちかし)
泌尿器科一般、内視鏡手術、腎移植 日本泌尿器科学会指導医、専門医
日本泌尿器内視鏡学会評議員
日本ミニマム創泌尿器外科学会幹事
腹腔鏡下小切開手術施設基準医
腹腔鏡下小切開手術練達医
日本臨床腎移植学会腎移植認定医
金沢大学医学部臨床教授
医長 川口昌平 医長
川口 昌平
(かわぐち しょうへい)
泌尿器科一般 日本泌尿器科学会指導医、専門医
医長 島崇 医長
島 崇
(しま たかし)
泌尿器科一般 日本泌尿器科学会指導医、専門医
医師
島田 貴史
(しまだ たかふみ)
医師
加納 洋
(かのう ひろし)
泌尿器科一般

診療実績

 我々は、手術の際にがんの根治を目指すとともに、皮膚切開を小さくするよう考えています。身体への侵襲を小さくし、審美性に配慮しているためです。腹腔鏡手術あるいは腹腔鏡補助小切開手術を導入することで、上記の目的が達成されています。

 皮膚切開長は以下のごとく、前立腺全摘(6cm)、腎摘(5-6cm)、腎部分切除(5-6cm)、腎尿管全摘、腎盂形成(5cm)、ドナー腎摘(6cm)です。

手術術式\期間 2013年度 2014年度 2015年度
全症例(針生検以外) 341 350 340
□ 腎尿管悪性腫瘍手術 39 53 49
   ・ 腎癌 ※1 34 39 41
   ・ 腎盂尿管癌 ※2 5 14 8
□膀胱癌手術 96 75 93
   ・ 経尿道的手術 89 69 85
   ・ 膀胱全摘除術 ※3 7 6 8
□ 前立腺全摘除術 ※4 17 9 17
□ 腎移植術(生体,献腎) 9 9 1
□ 副腎摘除術 7 9 10
□ 経尿道的腎尿管砕石術 ※5 13 28 24
□ 経尿道的腎盂腫瘍切除術 1 2 1
□ 高位精巣摘除術(精巣癌) 5 4 4
□ レーザー前立腺核出術 ※6 29 23 27
腹腔鏡補助小切開(ミニマム創)手術 ※7 59 73 62
腹腔鏡手術 ※8 14 11 18
レーザー使用手術(結石、前立腺) 42 55 55
強度変調放射線治療(IMRT) ※9 67 75 59

※1 CKD(chronic kidney disease)への関心の高まりを受け、腫瘍径が7cmまでなら腎部分切除に努めている。「腰部高位切開」法にて行なっており、多くの腎部分切除が小切開で安全に施行可能になった。
※2 リンパ節転移がなければ、腎尿管摘除の適応としている。
※3 リンパ節転移がなければ、膀胱全摘の適応としている。尿路変更法は自然排尿型新膀胱または回腸導管を選択肢としている。
※4 局所伸展がない(癌が前立腺内に留まっている)こととPSA20以下であれば、前立腺全摘の適応にしている。
※5 腎/尿管結石では2cmまでなら、ほぼ単回で治療している。
※6 前立腺肥大症に対する安全かつ確実な手術法である。100gを超える腺腫に対しても安心して行なっている。
※7 腹腔鏡補助小切開手術の施設認定を受けている。CO2の排出がなく、使い捨て器具はほとんどないことから、低コスト、エコロジーに貢献している。
※8 適応等により、腹腔鏡下で腎摘も行っている。
※9 前立腺癌に施行している。IMRTでは詳細な病理診断は不可能であるが、適応が良ければ全摘と同等の効果が期待できる。

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