富山県立中央病院

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卒後臨床研修評価機構 (JCEP)認定

日本医療機能評価機構認定証

手術支援ロボット「ダヴィンチ」

手術支援ロボット
「ダヴィンチ」2台目導入

当院では、2016年9月に、富山県内で初めてとなるロボット支援下手術用の最新機種「ダヴィンチXi」を 導入し、
2017年初頭よりロボット支援下前立腺全摘除術を開始しました。
2024年9月には、2台体制での運用を開始し、多くの患者さんにロボット支援下手術が実施できる体制を整備しました。
県内で最新の「ダヴィンチXi」2台体制は当院のみとなっています。

特徴

  1. ダヴィンチとは、内視鏡を用いた手術において、医師の手術器具の操作を支援する装置で、高画質な立体視(3D)画像により、鮮明な視野を確保しながら、ロボットアームを操作して正確かつ繊細に手術を行うものです。
  2. 従来の内視鏡手術に比べて、より微細な画像及び医師の手と同等以上の可動域により柔軟な動きが可能です。
  3. 開腹しない内視鏡下の手術であり、患者負担が小さく(低侵襲)、早期の退院が期待できます。

ロボット支援下手術とは

術者がサージョンコンソールと呼ばれるコントローラーでロボットアームを遠隔操作し、これに従ってロボットアームの先端に取り付けられた専用の手術器械(鉗子)やカメラが患者さんの体内で実際に動く仕組みになっています。また、専用の鉗子に関節があり人の手以上に屈曲・回転が可能となっているため、腹腔鏡下手術よりも精細な操作が可能となっています。

da Vinci Xi da Vinci Xi

当院での適応疾患

当院での適応疾患は、以下の通りです
外科:食道がん、胃がん、大腸がん(結腸がん、直腸がん)、膵がん、肝がん
泌尿器科 :前立腺がん、腎がん、腎盂尿管がん、膀胱がん
産婦人科:子宮良性腫瘍、早期子宮体がん、骨盤臓器脱
呼吸器外科:肺がん

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