質の高いがん医療を目指して がん医療

質の高いがん医療を目指してがん医療

富山県全体の
がん医療の中心

今や「がん」は、日本人の一生において、2人に1人が患うとされており、社会の高齢化とともに増え続けると予測されています。県内どこでも、だれもが、質の高いがん医療を受けられることが、今後ますます大切になります。当院は県内唯一国指定の「都道府県がん診療連携拠点病院」及び「がんゲノム医療連携病院」として専門的・先進的ながん医療を提供するとともに、県内各地の「地域がん診療連携拠点病院」と連携・協力して、富山県全体のがん診療の質の向上に取り組んでいます。

富山県立中央病院外観

充実したがん医療の提供

患者さんが納得し安心して治療を受けられるよう、それぞれの専門職が連携した「チーム医療」に力を入れています。がん医療は、早期診断、手術、放射線治療、化学療法、緩和ケアなど多岐にわたります。経験・知識ともに豊富な各科の専門医、看護師(がん看護専門看護師、緩和ケア認定看護師、がん疼痛認定看護師、乳がん看護認定看護師、がん放射線療法認定看護師など)、薬剤師、放射線技士や検査技士などが、患者さんを中心に部門を超えて連携し、お一人おひとりに最適な治療を提供いたします。
診断や治療には最新の医療技術やシステムを導入して活用しているほか、通院で化学療法(抗がん剤治療)を受けられる通院治療センターを充実して、患者さんの生活の質を守ることにも力を注いでいます。また緩和ケアでは、病棟開設から24年を経て、研修や事例検討などの取り組みを統合し、培った経験やノウハウを今後に生かす緩和ケアセンターを設立し、いっそう質の高いケアを目指します。

チーム医療イメージ 手術

診療実績

富山県立中央病院における院内がん登録の推移(PDF:301KB)

共に考える相談体制

中央診療棟1階1Eの緩和ケアセンターに併設して、がん相談支援センター“こもれび”があります。がんに罹患すると身体のことばかりではなく、様々な心配事や悩みが起こってきます(例えば、医療費、就労などについて)。がん相談支援センターでは、「がん」にかかわる様々なご相談をお受けしております。何から話していいかわからない、誰に相談していいのかわからない、という悩みや不安を話してみませんか。お話を伺い、一緒に考え、問題や気持ちの整理のお手伝いをさせていただきます。明るくサロン風の“こもれび”で、がん専門相談員がお待ちしております。

がん相談支援センター こもれび内

がん医療に関する医療サポート・ご相談

富山県立中央病院ではがんに関するご相談や医療サポートに関するご相談を受け付けています。

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