2023.11.30vol.77 精神科
研修医 金森
他科にない経験を積むことができた
当院の精神科は精神科救急を担っており、急性期の方から回復期の方まで幅広い病状の患者さんが入院しておられます。病室も状態に合わせて保護室、観察室、回復期4人床、個室などに分かれており、毎朝のカンファレンスで引き継ぎと同時に病棟全体の把握を行い、患者さんが快適に過ごせることを目指して調整しています。
精神科では作業療法士の方、心理療法士の方と関わる機会のほか、患者さんと一緒に作業したり院内コンサートなどの行事に参加したりする機会もあり、他科の研修ではできない経験ができました。また、他の診療科を研修していて精神科にコンサルトすることがあり、精神科疾患を併存症にもつ患者さんは他科での研修中にもよく見受けられたので、今後も関わり続けていく科だと思いました。
指導医の先生方にはいつも丁寧にご指導していただき、感謝しています。
AM8:00朝の病棟回診
まずは1人で回り、入院患者さんの状態把握などの情報収集をし、 質問があれば指導医に確認します。
AM8:30病棟カンファレンス
作業療法士さん、心理療法士さんと共に病棟全体のカンファレンスを行います。引き継ぎのほか、新しい患者さんの紹介、症例検討、ベッド状況などの状況把握も行います。
AM9:30外来予診
外来の患者さんについて、研修医で分担して予診をとります。指導医と疑問点を解決した後、改めて指導医と一緒に診察します。
PM0:00お昼休憩
予診の状況やクルグスによって前後しますが、空いた時間に十分に休憩をとって午後に備えます!
PM1:00患者教室など
毎日 業務内容は異なりますが、心理教室やデイケアなどで患者さんとお話をしたり一緒に活動をしたりします。
PM4:30夕方回診
保護室に入院している患者さんなどに対し、必要があれば指示を出します。
PM5:00クルグスや抄読会
指導医の先生がクルグスをして下さいます。月に4回ほどあります。抄読会と症例検討の発表は月に2回。業務の合間に資料の準備をします。