2023.08.24vol.74 呼吸器内科

中川 友加里

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呼吸器分野の奥深さを改めて実感

 呼吸器内科では感染症や悪性腫瘍、間質性肺疾患など幅広い症例を経験することができました。入院の患者さんには化学療法中の方、終末期の方など様々な症状の方がいらっしゃいます。日々の診療では患者さんの声に耳を傾けながらどうしたら苦痛を取り除くことができるか、さらには患者さんとの接し方や緩和ケアの重要性なども深く学ぶことができました。
 気管支鏡や胸腔穿刺などの手技をする機会も多く、とても充実していました。また、実際に自分で気管支鏡を操作することで肺の解剖構造や検査の意義について、より理解が深まり、大変勉強になりました。
 最後に、指導医の先生方には学会発表のご指導でも大変お世話になりました。医師としての姿勢や呼吸器分野の奥深さを教えていただき、実りのある研修期間となりました。お忙しい中、優しく丁寧にご指導してくださった先生方に深く感謝を申し上げます。

時計アイコンAM8:30朝回診

朝はまず入院患者さんのカルテの確認を行います。その後、指導医の先生と回診をして必要な検査や今後の方針について話し合います。

時計アイコンAM9:00気管支鏡検査

気管支鏡検査火、水、木の午前中は気管支鏡検査があります。研修医は主に検査の準備や補助を行いますが、先生の指導の下で実際に気管支鏡を操作し、観察を行っていきます。

時計アイコンPM0:00昼休憩

午前中の検査が終わったらお昼休憩をとります。

時計アイコンPM2:00胸腔穿刺

胸水貯留など胸腔穿刺が必要な患者さんに対し、先生の指導を受けながら穿刺を行います。

時計アイコンPM3:00部長回診

週に一度、部長回診があります。

時計アイコンPM4:30カンファレンス

カンファレンス一週間分の入院患者さんについてプレゼンを行い、今後の方針について話し合います。その後、夕回診を行い、今日の業務は終了です。

研修医レポート