2022.12.23vol.66 小児科

滝川 陽希

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充実した指導のもと、小児の幅広い疾患を学んだ

 小児科では外来研修、病棟、救急での診療を通してコモンな疾患に加え、稀少な疾患についても深く学ぶことができます。特に、救急外来ではファーストタッチを研修医が行うので、診断に必要な検査を考えながら診療することが求められます。
 小児は大人と異なり、自分の症状を上手く訴えることができないため、家族からの情報や身体診察を通して得られた情報をもとに診療を進めていきます。自分の診療にはまだ自信が持てないことが多くありましたが、指導医の先生からのフィードバックがあるおかげで少し自信が持てるようになりました。
 私は自治医大出身ということもあり、将来、地域で小児疾患を診る機会も多くあると思うので、今回の研修で学んだことを活かして良い診療ができればと考えています。
 指導医の先生方の熱い指導のおかげで、小児の疾患や処置について深く学ぶことができました。このような機会をいただけましたことに心から感謝を申し上げます。

時計アイコンAM8:00<朝カンファレンス>

朝カンファレンス入院した患者さんのカンファレンスを行い、科全体で入院症例の把握を行います。

時計アイコンAM8:30<病棟回診>

受け持ちの患者さんの回診に行きます。患者さんの診察を行い、その日に行う処置や治療方針が間違っていないかなど、指導医の先生と議論します。

時計アイコンAM9:30<外来診療>

午前は外来の患者さんの診察や処置を行います。小児の処置はなかなか難易度が高く習得に苦労しますが、優しく教えてくださる先生方のおかげで少しずつ上達しています。

時計アイコンPM0:00<昼食>

午前の外来が一通り終了したところで昼休憩となります。美味しいご飯を食べてしっかりエネルギー補給を行い、午後の診療に備えます。

時計アイコンPM1:30<1ヶ月健診>

毎週木曜日は1ヶ月健診の日。生後1ヶ月の乳児の診察を行います。主に成長発達に大きな遅れはないかなどを観察します。その他の曜日には病棟業務を行ったり、月末に行われる抄読会の準備をしたりします。最初は慣れなかった病棟の仕事も少しずつ慣れてきました。

時計アイコンPM5:15<病棟回診>

1日の終わりに病棟回診を行い、その日の治療が上手くいっているかどうかを確認します。当直業務がなければここで業務終了となります。次の日に備えてゆっくり休んだり、自己研鑽のための勉強に充てたりします。

研修医レポート