2022.01.26vol.55 整形外科
大西 翔
今後の目標設定が明確になった
整形外科では、指導医の下で外来研修や手術に入ります。外来研修ではcommonな疾患から稀な疾患まで幅広く経験することができます。傷の処置や関節注射などの手技を行うこともあります。予診を行うことで自分で必要な検査を考え、診察を進めることもできます。
手術では、上級医から整形外科領域の基本的な解剖や手術に必要な知識を教えていただきます。もちろん閉創などの基本的な外科的手技についても指導していただきます。
もともと整形外科に興味があったので、手術に必要な器具の知識や手順などを予習し、執刀させていただきました。実際に執刀することで、今まで見えなかったものが明らかになり、自分の知識の拙さや未熟ぶりを再認識すると共に、今後の目標が明確に見えてきました。整形外科に関して専門的な知識がほとんどゼロの状態であった自分に、親身に熱心に指導してくださった先生方に、この場を借りて感謝申し上げます。
AM8:00カンファレンス
術前術後の評価を行います。緊急入院や難しい症例についてみんなで意見を出し合い、治療方針を決めます。
AM9:00外来研修
診察の進め方や処置の仕方を学びます。余裕があれば実際に予診を行い、上級医からの助言をもらいながら今後の診療を考えることができます。
PM0:00昼休憩
午後からの手術に備え、しっかり食べて休憩します。
PM1:00手術(1件目)
この日は手の外科領域の手術に入りました。手の細かい筋腱や血管、神経の走行など実際に目の当たりにしながら解剖を理解できます。
PM3:00手術(2件目)
前に当直で診ていた骨折患者さんの手術です。意欲が認められれば、上級医の指導の下、執刀することもできます。このためしっかりと予習しました。
PM5:15業務終了!
緊急手術がいつ入るかわからないので、休めるときにしっかり休みます。