2022.02.28vol.56 産婦人科

松田 美智子

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患者面接のノウハウも学んだ

 産婦人科では予定されている外来や手術に加え、予定外の出来事が多く、臨機応変な行動が求められます。また、お産は待ってくれないので常にアンテナを張って、チャンスがあれば可能な限り見学するようにしました。
 自分が産婦人科志望であることもあり、多くの処置や手術の執刀もさせていただきました。これまでの研修の中で最も緊張しましたが、チームに関わらず全ての先生に優しく、丁寧にご指導いただき、数多くの実りを得ることができました。また、周産期ではお母さんとの接し方で気を遣うことも多く、こうした患者面接のノウハウについても学ぶことができたのはとても大きかったです。
 指導医の先生方をはじめ、産婦人科の先生方にこの場を借りて深く感謝を申し上げます。

時計アイコンAM8:15朝回診

チームの先生方と一緒に産科・婦人科で入院している患者さんの回診を行います。

時計アイコンAM9:00外来研修

外来研修外来では先生方から声をかけていただき、様々な処置(経腟・経腹エコー、内診、組織診など)を指導していただきます。

時計アイコンAM11:00お産立ち合い

お産が進み、もうすぐ産まれそうになると病棟から連絡があるのでかけつけます。お産は個人差が大きく、全く先が読めません!

時計アイコンPM0:30昼休憩

業務の合間にランチをとります。つかの間の休息です。

時計アイコンPM2:00胚移植

胚移植当院では不妊治療を行っているため、採卵や胚移植を見学できます。余裕があれば受精で用いるピペットの練習ができます。

時計アイコンPM4:00帝王切開

予定帝王切開だけでなく、分娩停止や母子の状態により、準緊急・緊急手術になることがたくさんあります。

時計アイコンPM5:00夕回診

明日以降の治療方針を話し合いながら、患者さんの様子を見に行きます。

時計アイコンPM5:30業務終了

翌日の手術の予習をしたり、抄読会の準備を進めたりした後、帰宅します。明日に備えてゆっくり休みます。

研修医レポート