2021.06.25vol.48 循環器内科

菅原 里郁

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最新医療を提供している現場を実感

 循環器内科では狭心症や不整脈に対するカテーテル治療、ペースメーカ植え込み術をおこなう患者さんが数多く入院しています。他にも感染性心膜炎や心アミロイドーシスなどの比較的稀な疾患もみることができます。日中は、微力ながらも指導医の先生と共にカテーテル検査や治療に入り、チャンスがあれば手技もおこないます。国家試験までに学んでいた知識も既に古く、新しい手法や薬物もどんどんエビデンスを確立し、広く利用されていることを体感しました。
 複雑な病態や治療を理解するには相当な時間と労力を要します。忙殺されそうな毎日ですが、業務終了後も疑問に思ったことは勉強し、時間のあるときに指導医の先生方に質問するように心がけることが医師としての土台になると考えています。どの診療科に進んでも、切っては切り離せない心臓を扱っているので、研修医の間に学べることは学んでおきたいです。
 最後になりますが、指導医の先生方の手厚い指導に、心から感謝を申し上げます。

時計アイコンAM7:30診療科カンファレンス

循環器内科全体で入院患者さんの状態をカルテをみながら共有します。数が多いので、要点を絞って簡潔にプレゼンすることを心がけています。

時計アイコンAM8:30病棟回診

受け持ち患者さんのバイタルや血液検査などをみてから、指導医の先生とともに回診し、必要な検査や治療方針を確認します。

時計アイコンAM9:00心臓カテーテル検査・治療

心臓カテーテル検査・治療カテーテル検査・治療に助手として参加します。慣れない器具も多く、患者さんの病態によってやり方が違うので混乱しがちです。ここでは週に30〜40件もの検査・治療が行われています。

時計アイコンPM0:00お昼休憩

隙間時間を利用してお昼ご飯を食べ、午後の業務に備えます。

時計アイコンPM1:00ペースメーカ植え込み術

ペースメーカ植え込み術手術室でペースメーカ植え込み術にも参加します。すごく繊細な機械だと再認識しました。

時計アイコンPM5:00病棟回診

日中に行った検査結果を確認し、指示を出します。回診後、明日の予定を指導医の先生と確認します。

研修医レポート