2017.09.08vol.30 眼科

田中 彰子

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眼科疾患に対する苦手意識を払拭できた

 当院の眼科では日々たくさんの手術が行われているのに加え、眼科救急疾患の患者さんも受診されます。眼科疾患は手術で失われた視力を取り戻すことができることもあり、患者さんと一緒に喜び合える魅力的な分野だと感じました。
 今まで救急当直で眼科疾患の患者さんをみる際、どんな検査をしていいかも分からず、また眼科関連の検査の経験も少ないことから眼科疾患の患者さんに対して苦手意識を持っていました。しかし外来患者さんや入院患者さんの診察をさせていただくうち、患者さんに対して、むしろ積極的に診察させていただきたいと思うようになりました。
 1ヶ月という短い間でしたが、貴重な経験ができ、充実した日々を過ごすことができました。毎日丁寧に指導してくださった指導医の先生方には大変感謝しています。

時計アイコンAM8:00カンファレンス

眼科の医師、外来看護師、病棟看護師が参加して、入院中の患者さんについてカンファレンスを行います。またその日の外来業務について確認します。

時計アイコンAM8:40入院患者診察

細隙灯で入院患者さんの目を観察したり、眼底を観察したりします。指導医の先生に教わりながら研修医も観察します。

時計アイコンAM9:00外来見学

指導医の先生の外来を見学させていただきます。それぞれの患者さんの疾患について、指導医から教えていただきながら、細隙灯での観察や眼底検査もさせてもらいます。

時計アイコンAM11:00検査

検査OCTや眼圧測定、眼底写真撮影など自分一人でもできるように指導医の先生や機能訓練師の方に教えていただきながら練習します。

時計アイコンPM1:30手術見学

眼科の手術は短時間のものが多く、半日で4〜5件の手術が行われます。顕微鏡で見る手術の様子はとても繊細で毎回、感動します。

時計アイコンPM6:00業務終了

外来で診た疾患など、気になったところを勉強します。

研修医レポート