2017.08.02vol.29 形成外科

本田 麻依子

本田Photo

多様な疾患と手厚い指導、充実した毎日です。

 形成外科は先天異常、顔面の軟部組織損傷や骨折、熱傷、瘢痕、悪性腫瘍に対する再建、褥瘡など様々な疾患を扱っています。機能や見た目を改善してQOLを高める治療であり、患者さんも小児から高齢者まで幅広く診ることができます。また、乳がん手術後の乳房再建をはじめ、悪性腫瘍の術後の再建も行っており、他科の先生方と協力して治療を行えるのも形成外科の魅力の一つだと感じました。
 研修中は先生のご指導のもと、色々な処置を経験させていただいたので、救急外来に来る怪我患者さんへの対応も、少し自信が持てるようになりました。
 縫合も研修医のうちにマスターしたい手技の一つですが、できるだけ傷跡を綺麗にするための縫い方を見て、実践して学ぶことができました。将来、外科系へ進むことを考えている方はぜひ当科をローテーションすることをお勧めしたいと思います。
 毎日楽しく研修することができ、ご指導いただいた先生方には本当に感謝しています。

時計アイコンAM8:30外来業務

外来業務指導医の先生の外来について縫合や抜糸など処置の手伝いをします。初診の患者さんが来られた時は研修医が問診や身体診察を行います。

時計アイコンAM11:00病棟回診

病棟回診入院中の患者さんの処置や他科からコンサルトを受けた患者さんの診察を行います。当院は三次救急も受け入れているので、交通外傷や熱傷などでICUに入院している患者さんの処置も行います。

時計アイコンPM12:00昼食

しっかりご飯を食べ、残った時間は午後からの手術の予習をします。

時計アイコンPM1:00手術

手術研修医は助手として手術に参加しながら、先生方の手技を見て学びます。まずは糸結びや縫合などをさせてもらい、先生方の指導のもと、小さな皮膚腫瘍の摘出をすることもあります。できることが少しずつ増えてくるのは楽しいです。

時計アイコンPM5:00カンファレンス

カンファレンス外来で見た症例の治療方針や、明日の手術の術式について話し合います。疑問に思ったことはその場で聞いて教えていただきます。

時計アイコンPM5:30業務終了

気になったことを調べたり、縫合の練習をすることもあります。

研修医レポート