富山県立中央病院臨床研修プログラム

研修医レポート

2024.04.30

vol.82 1年間の研修医生活を振り返って

頼れる人を得た1年、自分にとって大きな財産

研修医 森安

 1年前を振り返ると、ほとんど実感がないというのが正直なところです。あっという間のようで、それでも思い起こせばきりがないほど多くの経験と学びがあった1年でした。「長いようで短かった」というのは、ありきたりな表現ですが、万人が感じる真理なのかもしれません。
 そんな1年間でしたが、自分にとって一番変化したところはどこだろうと考えた時、真っ先に思い当たることがあります。それは「困ったときに頼れる人が増えたこと」です。もちろん、他にも変わったところはあります。1年前は本当に未熟でしたから、多くの失敗をし、多くの学びを得ました。今もまだまだ至らず、指導医や看護師、スタッフの方々に助けていただくことばかりです。だからこそ、頼れる人たちを見つけることができたのは、この1年、ひいてはこの先の人生においても、大きな財産であったと感じます。
 先日、新しい研修医が入ってきました。2年目は自分自身が成長するとともに、他者にとって頼れる人にもなりたいと、彼らの瑞々しい表情を見て、思いを新たにしました。

森安photo