富山県立中央病院

文字の
サイズ

  • 文字を大きくする
  • 文字を小さくする

test

概要

 通院治療室は2017年1月より、中央診療棟3階から1階の旧内視鏡室・透視室があったエリアに移転し、「通院治療センター」に名称変更しました。また、移転に伴い病床数が22床から32床に増床しています。
 通院治療室が開設した2008年度の患者さんの利用のべ人数は年間4791名でしたが、年々増える一方で2016年度は9009名と開設時の約2倍の増加を示しており、今後もさらなる増加が予想されます(その為、現センターは全32床ですが40床まで増床できる設計となっています)。
 また、通院治療センターは緩和ケアセンターと隣接しています。緩和ケアはがん診断時からスタートするべきものですが、(特に初期においては)患者さんにとって敷居が高いのも事実です。通院治療センターと緩和ケアセンターが隣接することで、患者さんが治療早期から緩和ケアにアクセスしやすい環境となっておりますし、両部門のスタッフ同士の連携も取れやすい体制となっています。
 2018年2月現在、スタッフは、医師1名(がん薬物療法専門医・指導医)、専任看護師5名(内1名:がん看護専門看護師)、専任薬剤師1名(がん専門薬剤師)、事務1名で構成されております。

通院治療センター

 場所は、外来棟1階にあります。今までリクライニングチェアとベッドは、ほぼ半々の割合でしたが、新規移転後は2床を除いて30床がリクライニングチェアとなりました。その分、フルフラットでの快適性が増したチェアが導入されています。また、ベット・チェアともそれぞれにポータブルDVD(TV視聴可)を設置してあり、点滴投与中の時間、患者様ができるだけ快適に過ごせるよう努めています。

<場所>

<入り口&センター内>

<リクライニングチェア>

・通院治療センター利用の流れ

再診受付→中央採血室→(患者さんに応じて通院治療センターでの問診)→各診療科での診察・処方・次回予約→通院治療センターで点滴治療→お会計

・診療費用について

 従来の点滴注射の医療費の他に下記の料金が加算されます。
・外来化学療法加算1 A580点 B 430点
・無菌製剤処理量1 イ) 閉鎖式接続器具を使用した場合 (1)揮発性の高い薬剤 150点
          ロ)上記以外 50点
(通常は、3割負担の患者さんで約1890円の加算となります。)

・お問い合わせ

 通院・入院中の患者さんで、通院治療センターの見学を御希望の方は、各科外来・病棟の看護師にお気軽にご相談下さい。

通院治療センター利用者数

 現在、当通院治療センター利用患者は1日35-65名であり、徐々に増加を続けています。

ページトップに戻る