お知らせ
心不全Q&A
2016/03/18
Q1.心不全とは何ですか?
A.心不全とは、心臓の力が弱い状態のひとに生じうる症状をいいます。よく見られる症状として足や顔のむくみ、動いたときの息切れなどがあります。食欲不振が生じることもあります。ひどくなると安静にしていても息苦しくなります。特徴的なのは、横になって寝ていると息苦しく、むしろ座ったほうが呼吸が楽になることです。この状態のことを起坐呼吸と呼びます。このような状態のときはかなり状態がよくないのですぐ受診が必要です。
Q2.寒くなると血圧が高くなります。寒さは心臓病に影響しますか?冬は、血圧があがりますか?
A.寒くなると、体温を逃がさないように血管が収縮するので、血圧が上がりやすくなります。血圧が高めの人は、寒さを感じたり冷たい水などにさわったりしたときは、血圧がさらに高くなり、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす恐れがあります。寒い屋外に出たとき、暖かい部屋から寒い場所へ移動したとき、夜間トイレに起きたときや早朝に起きたときなどは、特に注意が必要です。