2021.08.24vol.50 耳鼻いんこう科

桂 詩織

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多様な症例や手術などを経験。

 耳鼻いんこう科の研修内容は、午前は病棟回診・外来見学、午後は手術・嚥下機能評価になります。病棟の患者さんは化学療法中の方や、術前・術後の方、めまいや顔面神経麻痺の方がおられ、指導医の先生と一緒に処置をしたり、今後の治療方針などを話し合ったりします。
 一方、外来では術後の患者さんの経過フォローや初診の患者さんの診察を行います。指導医の先生から病態や治療内容などを教えていただけるので、大変勉強になります。喉頭内視鏡で病変を見たり、処置のお手伝いもしますので、座学では学ぶことのできない経験を積むことができます。手術では、術中に気をつけるべき点などの説明を受けたうえで一部執刀します。また入院中の患者さんの嚥下機能評価では、上級医の先生のサポートのもとで研修医が喉頭内視鏡を操作することができます。
 短い研修期間でしたが、豊富な症例を経験することができました。指導医の先生方には丁寧にご指導してくださり、本当に感謝しております。この場を借りてお礼を申し上げます。

時計アイコンAM8:00カンファレンス

医師、メディカルスタッフ間で、病棟の患者さんの申し送りや術前の患者さんについての情報共有を行います。

時計アイコンAM8:30外来見学

外来見学指導医の先生の診察に同席し、処置を手伝います。

時計アイコンAM11:00病棟回診

指導医の先生と共に、病棟の患者さんの処置を行います。

時計アイコンPM1:00手術

術野に入った時は、一部執刀や最後の閉創をさせていただきます。

時計アイコンPM2:30嚥下機能評価

嚥下機能評価上級医の先生の指導の下、入院中の患者さんの嚥下機能評価を行います。

時計アイコンPM5:15業務終了

1日の業務を振り返り、学んだことを確認します。

研修医レポート