2020.06.18

vol.35 2年間の研修を振り返って

一つひとつの経験が身になって蓄積していくのを実感。

坂井 英慧

 医学部に6年間通って医師国家試験に合格し、「ようやくスタートラインに立つことができた」という新しい気持ちで、一昨年の4月、この病院で働きはじめました。
 研修医1年目は、当直が一番不安だったことを覚えています。2年目の先生や指導医の先生には何でも相談できる環境ではありましたが、「自分がファーストタッチで患者さんに対応し、適切にコンサルトしなければいけない」というプレッシャーが大きくのしかかっていました。時には失敗することもありましたが、症例豊富な病院なので、実践を通して学んでいくことができたと思います。
 研修医2年目は、ある程度慣れてきた頃。1年目の研修医に教える機会も増えていきました。また、患者さんの対応や入院の受け持ちでは、医療スタッフとのコミュニケーションを上手くとることがとても重要だということを学びました。
 2年間はあっという間でしたが、多くの方々にご指導いただき、本当に感謝しています。研修医生活で学んだことを糧にして、精進していきたいと思います。

坂井photo
研修医レポート