2016.03.31
vol.19 初期研修を振り返って
多種多様な経験、手技。
とても有意義な2年間でした。
橋向 大輝
初期研修医として富山県立中央病院で働き始めてはや2年が過ぎようとしています。この2年間で本当に様々な経験をさせていただきました。病態、社会背景など多種多様な入院患者さんを受け持ち、多くの手技を経験しました。また、病院外でもドクターヘリでの院外救急やピッツバーグ海外研修、学会発表など多くの機会を与えていただきました。
研修当初は不安でうろたえることが多々ありましたが、様々な経験の中で少しずつ自分の成長を感じることができました。また働く中で、患者さんが元気になっていく姿を目の当たりにし、医師としての喜びも実感することができました。先生方、コメディカルの方々の温かいご指導や事務の皆さまの支えのおかげでこのような素晴らしい経験を積むことができました。また、辛いことも楽しいこともともに分かち合えた同期がいたからこそ、この2年間が有意義なものになったのだと思います。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
4月からは金沢に移動し、循環器内科医として働きます。富山県立中央病院での経験をこれから出会う患者さんに還元できるよう精進していきます。本当にありがとうございました。
1人でも多くの人の役に立てるよう
努力していきたい。
八木 宏子
2年間の初期研修もあっという間に過ぎ去ろうとしています。2年前の今ごろは、長かった学生生活が終わることに寂しさを感じつつ、自分もついに医師として働き始めるという期待と不安でいっぱいだったことを覚えています。
振り返ってみるとこの2年間は知識や様々な手技など、常に新しいことに触れる日々でした。慣れない臨床の現場に戸惑うことも多く、指導医の先生方や周りのスタッフの方々に迷惑をかけてしまう場面も多かったように思います。そんな中、私たちの希望に合わせて柔軟な研修プログラムを組んでいただき、多くの経験の場を与えてくださったことには心から感謝しています。また、困った時はお互いに助け合える仲間との出会いも大きな支えとなっていました。
4月からは初期研修医という肩書きから卒業し、新たな責任をもって働き始めることとなります。富山県立中央病院での経験を活かし、1人でも多くの人の役に立てるよう、努力していきたいと思っています。