2015.08.11

vol.14 レジナビフェア参加レポート

全国の学生が多数訪問。
当院のメリットを積極的にアピール!

富山県立中央病院 内科(循環器)部長  永田 義毅

○全国約700病院が集結、医師の卵たちを勧誘

 先日、東京ビッグサイトにおいて「レジナビフェア」が開催され、私、中村整形外科部長、橋向初期研修医、福武初期研修医、事務局本間主任の5名で参加してきました。レジナビフェアとは、病院が大学医学部の学生を対象に、数年先の初期研修病院に選んでもらうために行う説明会のこと。毎年、全国から約700施設が参加しています。未来の医師たちに病院の若い戦力となってもらうべく、各病院がそれぞれの設備や特徴を説明し、勧誘を行います。当日は暑い日となり、会場内は学生とスタッフの熱気も満ち溢れていました。

○今年導入のドクターヘリの看板でアピール

 有名な大病院は広いブースを確保し、大勢の学生が訪れていました。また、お揃いのユニフォームで参加しているブース、ドクターヘリやDMATの服装で勧誘しているブース、ご当地キャラが応援にきているブースもありました。
 富山県のブースには、当院の他に富山大学附属病院、富山市民病院、高岡市民病院、黒部市民病院が参加していました。当院のブースには、ドクターヘリを際立たせた青い看板と立山が美しいポスターを飾って説明会を開始しました。

今年導入のドクターヘリの看板でアピール

○当院ブースに訪問者続々、県外の医大生も!

 開始早々は、たくさんの学生が集まる人気病院を羨まし気に眺めていましたが、ポツリポツリと学生が訪れ、橋向先生、福武先生が説明を始めました。やがて学生が集まり出し、富山県、石川県出身者だけでなく、東京や神奈川、群馬、宮城、滋賀など、様々な地域の学生たちが訪れてくれました。
 予想以上の訪問者を迎え、約5時間、ひっきりなしに説明を続けました。皆さん研修中の指導体制、救急センターでの診療体制への関心が高く、熱心に説明を聞いていました。また一方で、当院研修医の住環境と福利厚生の良さには驚きの声をあげていました。中には近々、当院への見学を予定している学生もおり「楽しみにしている」とのこと。スタッフ一同、笑顔がこぼれました。

○説明を通して、当院の素晴らしさを改めて実感

 夕方までに30名の学生が訪れ、レジナビフェア訪問者数としては新記録を達成しました。また1日、こうして説明を繰り返すうちに、私たち自身も当院の素晴らしさを再確認することができました。盛況な説明会を終えることができ、スタッフ全員、充実感と共に帰路につきました。
 富山県立中央病院ではドクターヘリの導入、新病棟の完成を間近に控え、若い力を必要としています。当院は若い医師の向上心を満足させ、進化を促す病院です。一緒に仕事をしてくれるフレッシュな人材を心待ちにしています。
 なお、このような病院説明会は年に数回行っています。この秋は金沢での説明会に参加。来年3月には富山県臨床研修病院合同説明会(県医務課の開催)に参加する予定です。学生の皆さん、ぜひお越しください。

当院ブースに訪問者続々、県外の医大生も!
研修医レポート