2014.04.01vol.1 循環器内科

山崎 裕人

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「たとえ研修医であろうと、一主治医として、責任をもって患者さんに向き合い、診療をしないといけない」。これは循環器内科での研修期間中、指導医の先生から言われた言葉で、とても深く印象に残っています。この病院は、循環器内科だけでなく、他の科においても指導医の数が多いので、きめ細かい指導を受けることができます。心電図読影などの基本はもちろん、救急患者の初期対応や当直も経験します。同期生もみんな勉強熱心で、たくさんの良い刺激を受けました。

山本 修輔

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県立中央病院には、総合病院ならではの幅広いジャンルの診療科、最先端の設備があり、軽症から重症まで数多くの症例が集まります。日頃の研修はとても忙しいものですが、その分、たくさんの経験が積むことができ、大きな充実感、達成感が得られます。循環器内科では、病棟業務に加え、連日、カテーテル治療に従事しました。治療件数が多く、手技も充実しているのが当科の魅力。緊急カテーテル治療も多く、冠動脈疾患の急性期治療を数多く経験することができました。当病院を選んで良かったと思いました。

中川 亮

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循環器内科での研修では、心不全の患者さんの全身管理や心電図の読み方など多くのことを学ぶことができました。また、この病院はカテーテル治療の症例が多く、チームの一員として様々なカテーテル治療に携わることができ、生きた知識が身につきました。特に印象に残っているのは、患者さんのため、懸命に働く先生方の姿です。救急搬送があれば24時間、いつでも結集して治療にあたる姿、常に最新の治療を学ぶ姿などを見て大きな感銘を受けました。その姿を忘れることなく、これから医師として働いていきたいと思います。

時計アイコンAM7:30朝の回診スタート

担当患者さんのカルテをチェックし、指導医の先生と回診。ベッドサイドでは身体所見の取り方、所見に対するアセスメントを指導していただきました。全身状態や検査結果に応じた点滴メニュー、検査プランニングを検討し、指示します。

時計アイコンAM10:00救急患者の診察

救急患者の診察風景 救命救急センターに心不全の患者さんが搬送されてきたのですぐに診察。指導医の先生と方針を考え、初期治療を開始しました。当病院は救急車の受け入れが多いので、たくさんの症例、治療のプロセスを学ぶことができます。

時計アイコンAM11:30ちょっと早い昼食

研修医仲間と一緒にランチ。指導医の先生たちと食べることもあります。ここはメニューが豊富で、何を選んでも美味しいと思います。エネルギーチャージ完了!午後も頑張ります。

時計アイコンPM1:00心臓カテーテル検査

心臓カテーテル検査風景 午後は毎日、心臓カテーテル検査を行っています。当病院の循環器内科はカテーテル検査の症例数が多いので、幅広い経験が積めます。この日は動脈穿刺を担当。初めてで手が震えましたが無事、成功しました。

時計アイコンPM5:00夕方の回診へ

回診風景 指導医の先生と夕方の回診。その日の状態などを把握し、必要に応じて指示を出します。この日は心電図の読影について熱心な指導を受けました。心電図はちょっと苦手でしたが、だいぶ慣れてきました。

時計アイコンPM7:00カンファレンス

今日はカンファレンスの日。一週間で経験したカテーテル検査において、冠動脈造影、左室造影の所見、冠動脈インターベンションの手技のプレゼンテーションをしました。検査や治療だけでなく、自分がやってきたことを振り返ることで理解が深まります。プレゼン能力も磨いていきたいと思います。

時計アイコンPM9:00業務終了!

1日の業務が終了。仲間や先生方と食事に出かけたり、飲みに行ったりすることもあります。毎日がフル回転。明日も頑張ります!

研修医レポート