消化器内科の松田 充 部長が、BBT富山テレビで紹介されました。
当院消化器内科の 松田 充(みつる) 部長が、令和3年12月4日と令和4年1月4日にBBT富山テレビ放送のニュース番組「ライブBBT」内で放送された「キャンサーパンサー #がん検診に行こう」で紹介されました。
がんの進行具合は、治療方法や入院期間に、どのような違いをもたらすのでしょうか?
胃がんの内視鏡治療が専門の富山県立中央病院消化器内科の 松田 充 部長によると、胃がんの場合、転移リスクが低ければ、身体への負担を小さくできる内視鏡治療が可能となります。
早期発見が入院期間の短縮につながるとのことです。
■松田 充 消化器内科部長
外科の胃切除の場合は2週間程度の入院が必要ですが、内視鏡を用いた切除なら、患者さんの体の負担が非常に軽いので、当院では5日間の入院で治療を行っています。
小さな治療で治すことができれば、後遺症もなく社会復帰も早くなる。早く見つけて、早く治療することが最も重要です。
早期がんは、自覚症状がなく、異変にも気づきにくいため、定期的にがん検診を受けることが大切とのことです。
がんが見つかる時期と、転移・再発には、どのような関係があるのでしょうか?
■松田 充 消化器内科部長
がんのステージが早ければ早いほど、がんは発生した臓器に留まっています。
一方、ステージが進めば進むほど、がん細胞がリンパや血液の流れにのったりして、転移というものが起きてきます。
がんの転移・再発を防ぐためにも、早期発見・早期治療が重要とのことです。
富山県立中央病院の「消化器内科」、胃がんに対する内視鏡治療については、 こちら をご覧ください。