お知らせ
歯科口腔外科 一般向けのお話
2020/07/20
ビスフォスフォネート関連顎骨壊死について
ビスフォスフォネート系薬剤(BP)は骨粗鬆症や癌の骨転移などに使用されている薬剤です。しかし、最近この薬剤の使用経験のある方が抜歯などの治療を受けた後に、顎骨壊死を生じる場合があることがわかってきました。発生リスクが高い治療は、抜歯、歯科インプラント手術、顎骨手術などです。BP以外にヒト型モノクロナール抗体製剤でも顎骨壊死を生じることがあります。当科ではガイドラインに従って手術を行い、その予防に努めています。