富山県立中央病院

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お知らせ

歯科口腔外科-Q&A

2016/03/22

Q1.顎のまわりが腫れてきたのですが…?

虫歯が原因の 顎下部皮下膿瘍A.いろいろな原因が考えられますが、一番多いのは歯によるものです。 まず虫歯からの感染による炎症(根のまわりの炎症→顎骨炎→顎骨骨髄炎→蜂窩織炎など)、嚢胞(顎の骨の中にできる袋状のもので中には膿や浸出液が入っています。)によるもの、腫瘍(良性および悪性)や外傷(打撲など)などが挙げられます。
 顎のまわりが腫れてきたら、早めに歯科医院あるいは歯科口腔外科を受診する事をおすすめします。

Q2.口を開けるときに顎関節が痛いのですが…?

マイオモニターA.多くの場合、顎関節症という疾患が考えられます。症状としては、顎関節部の痛み、カックンやゴリゴリする顎関節雑音、口が開きにくい、などが挙げられます。原因としては、かみ合わせが悪いこと、くいしばりや歯ぎしりなどがあり筋肉の緊張が強いこと、ストレスなどが考えられます。治療としては、鎮痛剤や筋弛緩剤などによる薬物療法、筋肉の緊張を和らげるマイオモニター、マウスピースを口に入れるスプリント療法などです。顎関節に症状があるときには、それ以外の疾患も考えられますので早めに歯科口腔外科を受診してください。

Q3.上顎の正中に過剰な歯がもぐっていると言われたのですが…?

抜歯した上顎正中過剰埋伏歯A.病名は、上顎正中過剰埋伏歯と言います。正常より余分な歯がもぐっており、1~2本みられます。これらの歯をそのままにしておきますと、歯並びが悪くなったりしますので抜歯する必要があります。手術は、埋伏歯が深い場合には全身麻酔で行われており、入院(3日)が必要です。歯科開業医に指摘されたら、早めに歯科口腔外科を受診してください。

Q4.顎骨が骨折していると言われたのですが…?

下顎骨骨折の術前術後A.原因としては交通事故、転倒、転落、殴打などが挙げられます。上顎骨骨折、下顎骨骨折、頬骨骨折、頬骨弓骨折などがあります。
 症状としては、腫脹、疼痛、咬合不全(うまく咬めない)、出血、顔の変形、しびれなどです。治療法については、手術をする方法と手術をしない方法があります。顎骨骨折の場合には、早めに歯科口腔外科を受診してください。

Q5.外傷で歯が脱落したのですが…?

左下1、2番歯牙完全脱臼の術前術後A.交通事故、転倒、転落、殴打などにより歯が抜けて口腔外に飛び出してしまうことがあります。これを歯牙完全脱臼と言います。このような場合、歯牙再植術という方法があり、歯を元の位置に戻して固定すると生着することがあります。脱落した歯牙は、できるだけ早く生理食塩水や牛乳につけて持参し歯科口腔外科を受診してください。またこのような歯の歯髄(神経)は失活するので神経(根)の治療が必要となります。生着しないときは癒着や歯根の吸収を生じます。

Q6.抗凝固療法、抗血小板療法を行っていますが、抜歯が必要と言われました。どうしたらよいですか…?

A.抗凝固療法や抗血小板療法を行っている患者さんは、抜歯の際に出血が止まりにくい状態となっています。以前は、ワーファリンやバファリン等を数日間中止して、抜歯を行っていましたが、最近は症例によってはそれらの薬を継続したまま抜歯を行っています。縫合をしっかりして止血すれば問題ないことが多いのです。そのような療法をおこなっている患者さんで、抜歯が必要な場合は当科を受診し相談してください。

Q7.蓄膿症の手術の既往があり、上顎部に腫れがあるのですが、どうしたら良いですか?

A.術後性上顎嚢胞という鼻汁や膿が入った袋が考えられます。そのまま放置しておきますと、次第に大きくなります。そのような疾患では、嚢胞摘出術が必要で、手術は全身麻酔下で行います。そのような症状のある患者さんは,当科を受診してください。レントゲン写真、CT検査を行い、診断します。

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