富山県立中央病院

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お知らせ

麻酔科-Q&A

2016/03/22

Q1.全身麻酔は安全ですか?

A.単に手術中の痛みをとることだけを目的とせず、手術を受ける患者さんの全身管理を行うという発想の転換から、ここ20年の間に麻酔は飛躍的に進歩し、安全に行われるようになってきました。また、麻酔器や、モニターも非常に進歩しています。1998年の麻酔学会の統計では、麻酔が原因の偶発症例の最終的な死亡率は、90909症例に1例でした。当院では、麻酔専門医による術前診察、手術当日の麻酔科カンファレンス、術後回診等により、患者さんの周術期(術前から術後まで)管理を行い、より安全な麻酔を目指して日々努力しています。

Q2.手術後(麻酔からさめた後)は痛いのですか?

A.多少の痛みはあるものと考えて下さい。術後の鎮痛にはさまざまな方法があります。当院では、局所麻酔や硬膜外麻酔などの神経ブロックによる方法や、非ステロイド性消炎鎮痛薬の坐剤や注射薬の使用で対応しています。この他には、麻薬などを少量持続的に注射する方法などもあります。これらの鎮痛方法を組み合わせた結果、現在のところ、安静時には痛くないけれども、体を動かしたり、咳をすると少し傷にひびく程度の鎮痛は得られています。

Q3.どんな病気の時に麻酔科(ペインクリニック)外来を受診すれば良いのですか?

A.痛みで悩んでおられる方や、自律神経のアンバランスが原因の病気・症状(例えば鼻アレルギーなど)をお持ちの方は一度御相談ください。
ペインクリニックが治療対象とする病気や症状を部位別に示します。

部位 病気や症状
全身 癌性疼痛、帯状疱疹(後神経痛)、反射性交感神経性萎縮症、外傷や術後の長引く痛み、自律神経失調症、バージャー病、など
頭部・顔面 片頭痛、三叉神経痛、顔面痙攣、顔面神経麻痺、突発性難聴、花粉症、顎関節症、など
頚・肩・腕部 頚肩腕症候群、頚椎症、外傷性頚部症候群、肩こり、五十肩、など
胸背部 肋間神経痛、開胸術後疼痛、など
腰部・下肢 腰痛症、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、閉塞性動脈硬化症、など

Q4.子供が予防接種を受けました。全身麻酔を受けるまでにどれくらい期間をあければ良いですか?

A.予防接種をした場合、そのワクチンと麻酔薬の相互作用は殆ど認められないものの、ワクチン接種後2~4週間は免疫抑制状態からの改善が不十分なため、細菌の重複感染を予防する意味でも手術は控えた方が良いでしょう。手術を控える目安として、生菌ワクチン(BCG、ポリオ、麻疹、種痘、風疹、など)は、4週間、死菌ワクチン(日本脳炎、三種混合、インフルエンザ、など)は、2週間です。

Q5.最近、まぶたがピクピク痙攣したり、まばたきが増えたりしています。大丈夫でしょうか?

A.眼瞼痙攣もしくは片側性顔面痙攣かもしれません。麻酔科では、これらの疾患に対し「ボツリヌストキシン療法」を積極的に行っています。ボツリヌストキシン療法は、従来までの飲み薬による治療、手術療法に代わる安全で有効な療法として最近脚光を浴びています。この方法は、ボツリヌス菌(食中毒の原因菌)が作りだすボツリヌス毒素を、痙攣を起こしている筋肉にごく少量注射し、中毒症状など全身への悪影響を及ぼすことなく痙攣や収縮の原因となっている神経の働きを抑えます。
 ボツリヌストキシン療法の効果は、通常1週間前後で現れ、3~4ヶ月間続きます。末梢神経の再生により痙攣は徐々に再発します。ですから、ボツリヌストキシン療法は一度注射をしたらすべて治ってしまうものではなく、3~4ヶ月ごとに注射を繰り返し行っていく必要があります。
 ボツリヌストキシン療法は、眼瞼痙攣、片側性顔面痙攣以外には、痙性斜頚に適応があります。詳しくは、当院麻酔科、神谷医長の外来(火曜日)へお問い合わせください。また、眼瞼痙攣もしくは片側性顔面痙攣かもしれません。麻酔科では、これらの疾患に対し「ボツリヌストキシン療法」を積極的に行っています。ボツリヌストキシン療法は、従来までの飲み薬による治療、手術療法に代わる安全で有効な療法として最近脚光を浴びています。この方法は、ボツリヌス菌(食中毒の原因菌)が作りだすボツリヌス毒素を、痙攣を起こしている筋肉にごく少量注射し、中毒症状など全身への悪影響を及ぼすことなく痙攣や収縮の原因となっている神経の働きを抑えます。
 ボツリヌストキシン療法の効果は、通常1週間前後で現れ、3~4ヶ月間続きます。末梢神経の再生により痙攣は徐々に再発します。ですから、ボツリヌストキシン療法は一度注射をしたらすべて治ってしまうものではなく、3~4ヶ月ごとに注射を繰り返し行っていく必要があります。
 ボツリヌストキシン療法は、眼瞼痙攣、片側性顔面痙攣以外には、痙性斜頚に適応があります。詳しくは、当院麻酔科、神谷医長の外来(火曜日)へお問い合わせください。また、www.btx-a.netでも紹介しています。
 なお、当科ではボツリヌストキシンによるプチ整形は行っていません。
最近、まぶたがピクピク痙攣したり、まばたきが増えたりしています。大丈夫でしょうか?でも紹介しています。
 なお、当科ではボツリヌストキシンによるプチ整形は行っていません。

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