富山県立中央病院臨床研修プログラム

臨床研修プログラム概要

富山県立中央病院初期研修プログラムは2年。必修科目56週、選択必修科目48週で構成され、本院および協力病院で行われます。ローテーションは原則4週間1単位として1つの診療科をまわります。また、研修医の希望に応じて比較的自由にローテーションを組めるよう配慮しています。

 1年次は基礎学習に重点を置き、輸液法や胸腹部レントゲン読影法、心電図の読み方、循環器薬の使用法、抗生剤の使用法、オピオイドの使用法、心臓・腹部超音波診断法などの講義を集中的に取り入れています。また、研修前のオリエンテーションでは2年目研修医と1年目研修医が共に行動することで、電子カルテなど、病院のシステムにも早く慣れることができ、その後の研修が充実したものになるよう工夫をしています。

 当院ではどの科を回っても多くの重症例を含む豊富な症例を経験できるのが特徴であり、幅広い知識を身につけたい研修医には最適の病院です。2年間の初期研修で、是非、プライマリケアの基本的診療能力(態度・技能・知識)を身につけていただきたいと思います。

研修科目・期間

必修科目56週、選択科目48週で構成されます。なお、ローテーションは原則4週間で1単位としておこないます。

研修科目・期間
科目・期間
必須科目(56週) 内科(24週)
【内容】循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、腎臓・高血圧内科、血液内科、内分泌・代謝内科、リウマチ・和漢診療科、脳神経内科より選択。
救急(12週)
【内容】1年次に8週、2年次に4週、実施。
地域医療(4週)
【内容】協力病院にて実施。
外科 産婦人科 小児科 精神科
【内容】外科、産婦人科、小児科、精神科にて、4週ずつ実施。
選択科目(48週) 全診療科
【内容】同一科での研修は、原則、連続12週以内。ただし、状況により弾力的に対応。

ローテーション例

1年次:必修科目32週(内科24週+救急8週)

4月 内科1
5月 内科1
6月 内科2
7月 内科2
8月 内科3
9月 内科3
10月 救急1
11月 救急1
12月 選択
1月 選択
2月 選択
3月 選択

2年次:必修科目8週(救急4週+地域医療4週)

4月 救急2
5月 地域医療
6月 選択
7月 選択
8月 選択
9月 選択
10月 選択
11月 選択
12月 選択
1月 選択
2月 選択
3月 選択

※ただし「選択」のうち必修(外科、産婦人科、小児科、精神科)を4週ずつ選択

臨床研修病院年次報告

様式10(臨床研修病院年次報告) (PDF 479KB)
様式10別紙1(研修管理委員会名簿と開催回数) (PDF 209KB)
様式10別紙2(患者数・研修医数) (PDF 288KB)
様式10別紙3(プログラム概要) (PDF 543KB)
様式10別紙4(指導医名簿) (PDF 420KB)
様式10別紙5(時間外・休日労働最大想定時間数の記載) (PDF 81KB)

臨床研修プログラム

研修プログラム(令和6年度) (PDF 2338KB)