2015.02.10

vol.9 1年を振り返って

多様な症例を学び、知識と技術を
吸収していきたい。

大北 恭子

 医師として働き始めて早くも9ヶ月が経過しました。昨年の12月からは循環器内科でお世話になっています。主な業務内容は、カテーテル治療および検査と病棟業務です。カテーテルの方はCAG、PCI、アブレーションの補助に入ります。また、病棟業務では心不全や急性心筋梗塞のPCI後の管理、不整脈の治療などにあたっています。

 病棟業務は受け持ち患者さんが多く、指導医の先生にサポートしていただきながら毎日、忙しく仕事をこなしています。同じ病態でも一つ一つの症例に対して治療方針は少しずつ異なりますが、指導医の先生をはじめ多くの先生方に教えていただき、少しずつ理解できるようになってきました。最近は仕事の面白味を実感しています。

 研修医生活も折り返しに近づき、1年があっという間に過ぎようとしています。この2年間にわたる臨床研修で習得する知識や技術をしっかりと自分のものとして吸収することが大事だと再認識しています。今年も各科の研修に懸命に取り組み、今後の医師生活における知識を高めていきたいと思います。

大北photo

専門科研修に向け有意義な研修を
重ねたい。

林 洸太郎

 寒い季節になり、毎日、救急や外来から心不全の患者さん、急性心筋梗塞の患者さんが入院してくるようになりました。特に年末は検査や入院の件数が増え、私も重要なスタッフの一人として検査や診療、病棟業務などに携わり、多忙な日々を過ごしました。

 当院は新棟建設やDrヘリの設置などを控えており、県内の医療機関の中でもますます重要な役割を担っていくことになります。年頭、院長先生の訓示では「政策医療を担う医療機関としての役割を果たすこと、昨年取得したDPC2群病院指定を維持するため診療密度を上げること、医療事故・院内感染の予防に努め医療安全を心がけること」といったお話がありました。研修医として、こうした目標に貢献できるよう日々の業務に取り組みたいと思いました。

 初期研修期間も残すところ、あとわずかになりました。今年は希望する専門科に進みますが、この病院での経験を活かして頑張っていきたいと思います。当院での残りの研修が有意義なものになるよう、力を尽くします。

林photo
研修医レポート