2016.10.06vol.22 循環器内科

谷 昌純

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忙しい毎日の業務の中で、日々成長を実感

 循環器内科では予定、緊急の心臓カテーテル治療に数多く参加し、それ以外の時間は担当患者さんや循環器疾患の救急患者さんの診察を行いました。主な業務であるカテーテル治療では、基本的な検査や治療の症例が豊富であるだけではなく、治療困難な症例に対する様々な技術、機器を用いた最先端治療も経験することができました。
 また集中治療室では、管理が必要な緊急の重症症例も数例担当することができました。私にできることは少なかったのですが、日頃からあらゆる緊急事態に備え、準備しておくことの重要性を学ぶことができました。
 「慌てず、まずは正確に、かつ素早く」という指導医の先生の言葉がとても印象に残っています。日々の地道な努力と工夫がこれを可能にするということも教えていただきました。つい慌ててしまう私は、この言葉をいつも頭の片隅においています。
 最後に、指導医の先生をはじめ、循環器内科の先生方にこの場を借りて深く感謝を申し上げます。

武藤 篤

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駆け抜けた2ヶ月間、振り返れば充実した日々

 当院の循環器内科では急性期から慢性期、軽症から重症まで多くの循環器疾患を経験することができます。研修医になったばかりの私は、指導医の先生からカルテの書き方、エコーの取り方や見方、心電図の読み方まで事細かに教えていただきました。
 また、カテーテル治療件数も多く、様々なカテーテル治療に携わることができました。慣れてくると自分で穿刺して操作することができます。自分でやればやった分だけの学びがあり、面白味も実感できると思いました。
 循環器内科といえば、病院の中でも忙しい科のイメージがあり、当院の循環器内科も例に漏れず、毎日忙しかったと思います。でも2ヶ月を終えて振り返ってみると、非常に充実したものでした。ご多忙の中、丁寧に指導していただいた指導医の先生をはじめ、循環器内科の先生方にはこの場を借りて感謝を申し上げます。

時計アイコンAM7:30朝回診

病棟についたら担当患者さんのバイタルとカルテをチェックして、指導医の先生と回診します。前日の術後の患者さんの様子や心臓のリハビリの経過や病状の変化を聞いて、これからの検査や薬等の治療計画を立てます。

時計アイコンAM8:15部長回診

今日は週に1回の部長回診の日。病棟内の患者さんを見て回ります。研修医は自分の担当している患者さんについて簡潔にプレゼンします。

時計アイコンAM9:00病棟での業務(エコー等)

病棟での業務(エコー等)担当患者さんや救急外来の患者さん、他科からコンサルトされた患者さんに心エコー検査を行います。指導医の先生にマンツーマンで指導してもらえるので、少しずつ上達してきました。

時計アイコンPM0:00お昼休憩

お昼休憩の時間はその日の検査や病棟業務の時間で前後します。空いている時間にしっかりと休憩して午後の仕事に備えます!

時計アイコンPM1:00心臓カテーテル

循環器内科といえば心臓カテーテル。研修医は基本的に助手として術中の先生のサポートをすることが多いですが、手技に慣れてきたら先生の指導のもと穿刺やカテーテルを動かします。この病院では週に30〜40件行われているので、2ヶ月の間、あらゆる心臓カテーテルを経験、体験できるので勉強になります。

時計アイコンPM5:30夕方回診

今日、心臓カテーテルをした患者さんの様子や入院している患者さんの状態を把握し、必要に応じて指示を出します。回診が終わったら、カルテをまとめながら指導医の先生と明日以降の治療計画や予定について話し合います。

時計アイコンPM6:00業務終了

研修医室に帰ってきたらカルテを書いたり、今日のおさらいをしたりして、明日の準備を終えたら、帰宅します。

研修医レポート