緩和ケア病棟

当院は、公立病院として全国で最初に緩和ケア病棟を整備し、既に20年以上がたちました。ベッド数は25床、稼働率は85%程度です。主に悪性腫瘍または後天性免疫不全症候群に伴う諸症状の緩和を必要とする患者さんが入棟されます。 治療よりケアを優先し、スタッフが24時間継続してケアします。いまだに緩和ケア病棟=終末期のイメージが強いのですが、最近は病状が安定したところでいったん退院したり、在宅に移行するケースも増えています。