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看護部について


専門・認定看護師の紹介

認定看護管理者

高長 雅美
高長 雅美
2017年に認定看護管理者の資格を取得しました。認定看護管理者の教育課程を通じて得た大きな学びは、自施設の存在意義や使命を常に考えながら、自分は何をするべきなのかを考えるようになったことです。
当院は県内唯一の県立総合病院であり、地域医療支援病院として、地域との連携強化や機能分担に取り組んでいます。また2019年に特定行為研修の指定研修機関の認定を受け、特定認定看護師の育成に携わっています。急性期医療の充実に向けて、看護職員一人ひとりがそれぞれの分野で力を発揮できるように支援していきたいと考えています。

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四十田 真理子
四十田 真理子
2022年11月に日本看護協会から認定看護管理者の認定を受けました。
地域包括ケアシステムが推進され、治療・療養の場は地域に広がりつつあります。そのような中で、患者さんが必要な治療を受け、住み慣れた地域に安心して戻ることができるよう支援することが私たち看護師の役割です。地域との連携を強化し、患者さんに寄り添い、医療と生活の視点からのアプローチができる人材の育成に努めていきたいです。
 富山県の高度・急性期医療を担う自施設が果たすべき役割を常に考え、あるべき姿に近づくことができるよう組織に貢献していきたいと思います。

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専門看護師

小児看護専門看護師:松井 弘美
小児看護専門看護師:松井 弘美

2012年12月に日本看護協会が認定する小児看護専門看護師の認定を受けました。サブスペシャリティー分野は、子育て支援分野です。

専門看護師制度の目的は、「複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた専門看護師を社会に送り出すことにより、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかること」です。

複雑で、解決困難な看護問題とは何か、それは患者さんと看護師や医師とだけでは解決できない、多職種を巻き込んだ介入が必要な場合、あるいは、医学モデルや看護モデルだけでは解決できない、個々の人々の価値観や人生観、哲学も含めた判断や解決策を要求される場合などです。

しかし、私は、実際には日々の小さな疑問や、心に引っかかる違和感について小児看護専門看護師:松井 弘美、それが何なのかを整理して、看護師間で共有できるよう言語化するといったこと地道に実践しています。

小児病棟でよく起こる小さな違和感や、心に引っかかることとはどんなことか、例を下に挙げます。

1.昼寝中の子どもに採血をするために、訪室した主治医が、寝ている子どもをおこして処置室へ連れてくるよう指示された。

2.学童期の手術を受ける子どものお母さんから、「この子、怖がりだから手術の説明をしてほしくないし、浣腸も『ちょっと見せて』と言ってすぐに行ってください。」と言われた。

3.入院中の子どもの母から「兄弟が入院となって、世話をする人がいないので上の子どもたちも全員学校を休ませて病院にいさせてください」と言われた。

これらは、いずれもこれが唯一という明確な解決策があるわけではなく、そのまま家族や医師から言われた通りにケアを実施しても、誰からも責められるようなことはありません。しかし、倫理的感性の高い看護師は、このことに疑問をもち、違和感をおぼえることがあります。そうした看護師のもつ高い感性の芽を摘み取ることなく真剣に考え、問題を整理して取り組むことが、職場風土の変化に繋がると考えております。

また、支援の方向性を考えるにあたり、医療者として最大限子どもの権利を擁護しようと考えるだけでなく、親や家族の立場や思いも考慮して解決策を提案したいと考えております。看護介入して、「よかった!」と自分がすっきりした気持ちになるということは、もしかすると自分だけがすっきりしていて、肝心の本人とその家族はすっきりしていない場合が多いということを常に肝に銘じて仕事をし、職場の皆様とともに、日々学習し、日々成長しつづけたいと思っております。


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がん看護専門看護師:加藤 麻衣
がん看護専門看護師:加藤 麻衣
私は平成30年にがん専門看護師の認定を受けました。
がんを抱える患者さんは、疾病構造や取り巻く社会環境など複雑な状況にある人々が増加しています。2025年に向け、看護職には地域包括ケアシステムにおいて「いのち・暮らし・尊厳を支える看護」が求められています。専門看護師として、がんを抱え暮らす中で、患者さんや家族の価値観を大切にしそのとき望まれるケアが提供できるよう情報提供や意思決定支援、院内のチーム、院外の組織との連携を図り関わりたいと考えています。

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竹中 健
がん看護専門看護師:竹中 健
私は、大切な家族が病気になったことをきっかけに、看護師になることを決意しました。当時、家族としての自分に一体何ができるのか悩みました。定期的に面会に行くこと、必要に応じで経済的援助の準備をしておくことが、自ら考えてできた精一杯でした。家族の病名はがんでしたが、会社員であった私にとって、仕事が終わり面会に行ったときに出会う看護師が心の救いでした。治療の過程を通して、実に多くの様々な人達に支えられました。がんとともに生きる人を支えていきたい!今の私の原点があります。
私は2015年にがん看護専門看護師に認定されました。専門看護師の仕事は、看護学の発展に寄与するため、看護実践・相談・調整・教育・倫理調整・研究などが求められます。現在は、外来、通院治療、緩和ケアセンター、病棟など、地域と病院をつなぐ場での活躍が期待されています。がんと診断された方やその家族と、“今とこれからをどう創るか”について、一緒に考えるお手伝いをさせていただいています。病気の診断がつく前の気持ちが揺れ動くとき、医師から悪い知らせを聞き何も考えられないとき、治療に立ち向かうことを決めるとき、治療を継続していく気力がなくなりそうなとき、病気に伴い家族や友人との関係に悩むとき、育児や介護との両立に迷うとき、仕事を辞めることを考えるとき、何気ない日常の中で不安になるとき、治療の効果がみられなくなったときなどに、話を伺うことで、お役に立てるのではないかと考えています。
富山県に限らず全国各地で、家族形態が変化し、核家族や一人暮らしの患者さんが増えています。各家庭の事情や住まいのある地域の実情に合った方法で、患者さんや家族が安心して療養できるように、地域の診療所や訪問看護ステーションとも連携を強化しています。その他にも、看護師の相談支援、学会発表、看護師養成機関での講義等を通じて、看護の質の維持・向上に貢献できるように努力しています。いつも学ぶことが多く勉強させられます。
最後に、私は、誰と何をどう話すかが重要だと思います。今の思いや考えを打ち明け、話し合うなかで、最善の道が開かれるという経験を何度もしてきました。もちろん、解決できない問題もあります。今ある思いを共有し、一緒に考えさせてください。あなたは、決してひとりではありません。

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急性・重症患者看護専門看護師 山本憲督
急性・重症患者看護専門看護師:山本 憲督
専門看護師は、患者さんとそのご家族に生じている問題を総合的に捉えて判断し、問題を解決するために「実践」「相談」「調整」「倫理調整」「教育」「研究」の6つの役割を果たします。特に急性・重症患者看護専門看護師は、集中治療を必要とする重篤な患者さんと、そのご家族に対して、専門的な知識・技術をもって看護を提供するだけでなく、院内で活躍する他職種と連携して入院前の生活に早く近づけるように援助していきます。また、急遽治療方針を決めなければいけない場面が多い部門でもありますので、患者さんとご家族の意向に沿った治療が遂行できるように意思決定の支援を行うだけでなく、様々な倫理的問題の解決に取り組んでいます。

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認定看護師

救急看護認定看護師 大屋江里子
救急看護認定看護師:大屋 江里子
救命救急センターにおいて、超急性期にある患者様とご家族に対し、病態や段階に応じた適切な看護の実践に努めています。さらに他職種との良好なコミュニケーションと即応力のあるチーム医療を目指しています。救急看護認定看護師:大屋 江里子

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クリティカルケア看護認定看護師:坂井 祐樹
クリティカルケア看護認定看護師:坂井 祐樹(特定行為研修終了)
平成27年より県立中央病院ではドクターヘリが運用開始となり、翌28年には新棟が建ち先端医療棟が開棟いたしました。当院は富山県の基幹病院として大きな役割を担っています。救急場面において様々な病態に即応し、やさしさ・信頼・安心の理念のもと、患者さんとその御家族の身体的・精神的支えとなれるよう取り組んでいます。

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皮膚・排泄ケア認定看護師:志田 麻依子
皮膚・排泄ケア認定看護師:志田 麻依子
私は、皮膚・排泄ケア認定看護師として、おもに褥瘡・ストーマ・排泄に関するケアに携わっています。褥瘡ケアでは、院内の褥瘡対策チームの一員として各病棟のスキンケアリンクナースと協力しながら褥瘡予防に取り組んでいます。また、ストーマを持つ患者さんが、その人らしい快適な日常生活を送れるよう入院から退院後までのケアを行っています。

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皮膚・排泄ケア認定看護師:藤元 岬(特定行為研修終了)
皮膚・排泄ケア認定看護師:藤元 岬(特定行為研修終了)
当院における褥瘡予防・治療ケアに多職種スタッフと協力しながら取り組んでいます。また褥瘡、ストーマ、排泄のことで悩んでおられる患者さんや家族の方の身近な存在として、寄り添いながらケアを行っています。
患者さんや家族の方の笑顔が少しでも増えるように支援していきたいと考えています。

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集中ケア認定看護師:前坪 瑠美子(特定行為研修終了)
集中ケア認定看護師:前坪 瑠美子(特定行為研修終了)
集中治療の現場では、呼吸・循環・代謝・脳神経外科などの重篤な臓器不全や外傷などの患者さんに対し集中的な治療と看護を行っています。危機的状況にある患者さんが最善の治療や看護を受けることが出来るよう、回復過程を支援しています。集中ケア認定看護師:前坪 瑠美子過大侵襲を受けた患者さんの変化を見逃すことなく異常の早期発見に努めること、身体的・精神的苦痛を緩和し、苦痛なく安楽にすごせること、治療による合併症を最小限に抑え日常生活に早く復帰できることを目標に看護を行っています。

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緩和ケア認定看護師:中空 真由美
緩和ケア認定看護師:中空 真由美
気になったからと色々なことを諦めるのではなく、患者さんやその家族に寄り添い、「希望」、「大切にしていること」、「気がかり」などの理解と症状緩和に努めながら、その人らしく生活できるよう支援していきたいと考えています。

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緩和ケア認定看護師:川部 章子
緩和ケア認定看護師:川部 章子
外来通院中、入院中のがん患者さん・ご家族のがんに対する悩みについて、よろず相談を受けています。緩和ケア認定看護師:川部 章子

・病気がこれからどうなっていくのか不安だ、わからないことがあるが聞きづらい、ストレスを感じる、家族のことが心配など。
・治療で皮膚トラブルがでた、外見が変化して人目が気になる、手足がむくんでいる、痛みなど身体のつらさに対する悩み。
・家で生活しづらくなった、なるべく家で過ごしたいがどうすればいいか。
これらの悩みを一人で抱え込まず、がんになってもあなたらしく過ごすことができるよう、 皆さんのお手伝いができればと思っています。


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緩和ケア認定看護師:五十嵐 裕子
緩和ケア認定看護師:五十嵐 裕子
がんなどの病気によるからだや心のつらさをやわらげる緩和ケアは、診断された早期の段階から、病院でも、家でもどこでも受けることができます。苦痛を伴う症状を緩和し、できるかぎり患者緩和ケア認定看護師:五十嵐 裕子さんや御家族の意向に沿った生活を送るにはどうしたらよいのかを一緒に考え、力になりたいと考えています。また、緩和ケアについて、一人でも多くの方々に知っていただけるように活動しています。

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緩和ケア認定看護師:敦賀 晶子
緩和ケア認定看護師:敦賀 晶子
緩和ケアは、がんと診断された時から行う、身体的、精神的な苦痛を和らげるためのケアです。病気に伴う不安や悩み、辛さの感じ方は人それぞれです。その患者さん、ご家族にとっての一番いい方法、ケアについて、チームで協働して考えていきます。また、退院後も自宅で安心して過ごせるよう、地域連携を図り、シームレスな緩和ケアの提供に努めます。

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緩和ケア認定看護師:髙田 智美
緩和ケア認定看護師:髙田 智美
患者さんは、病気を診断され治療をすすめる中で、病気や治療の副作用などで身体やこころに様々な苦痛が生じます。そのため、早期から緩和ケアを提供し、苦痛をできる限り和らげ、患者さんが穏やかに過ごせるよう支援していきます。患者さんやご家族の価値観を理解し、「その人らしさ」を大切に、緩和ケアに携わっていきたいと思います。

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がん性疼痛看護認定看護師:長戸 陽子(特定行為研修終了)
がん性疼痛看護認定看護師:長戸 陽子(特定行為研修終了)
がん性疼痛は慢性的に持続するもので、痛みの強さや現れ方はさまざまです。また、痛みは身体的な苦痛だけでなく、心理的・社会的にも大きく影響し、生活の質を著しく低下させてしまいます。
私の役割は、がんと診断されたときから治療時期・終末期まで、痛みを抱えた患者さんに対し、一人ひとりにあった痛みの緩和や、それに伴う不安などの相談・アドバイスを行い、がん患者さんがん性疼痛看護認定看護師:長戸 陽子が「自分らしく生活していく」ことやご家族が安心して普段の生活を送れるようにサポートすることです。外来通院中・入院中でも相談対応していますので、気軽に相談下さい。

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感染管理認定看護師:清水 直美(特定行為研修修了)
感染管理認定看護師:清水 直美(特定行為研修修了)
感染管理認定看護師には、患者さんやご家族、病院で働く職員など、病院内すべての人々を感染から守る役割があります。私は、感染対策チーム(ICT)の一員として医師や看護師、薬剤師、検査技師、事務職員と協力し病院全体で感染対策に取り組んでいます。
感染管理認定看護師:清水 直美病院内での感染の発生や拡大を予防するために、研修会の開催やICTニュースを通して職員に感染対策に関する最新の知識や情報を提供しています。また、ICTメンバーやリンクナースの皆さんとともに毎週1回、病院内のラウンドを行い、清潔で安全な療養環境が提供できるよう、病院内の感染対策に関する改善活動を行っています。

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糖尿病看護認定看護師:平川 しのぶ
糖尿病看護認定看護師:平川 しのぶ
「糖尿病はコントロールできる病気であり、適切な治療を続けていけば合併症を予防できる。」と呼びかけられていますが、糖尿病の治療は食事や運動などの生活習慣に密着しているために、患者さんが、学校、仕事、家庭での役割を果たしながら、今までの生活を糖尿病治療に合わせて変えていくことは容易なことではありません。糖尿病看護認定看護師:平川 しのぶ糖尿病を持つ人が生涯にわたり、糖尿病という病気と上手く付き合いながら、その人らしく生活していくことをお手伝いできるように、患者さんの困りごとや気持ちに寄り添うような看護を実践していきたいと考えています。

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糖尿病看護認定看護師:吉川 知子
糖尿病看護認定看護師:吉川 知子
糖尿病、脂質異常症、肥満症など生活習慣に糖尿病看護認定看護師:吉川 知子関するアドバイスが必要な患者さんとそのご家族に、健康的な生活習慣をご自分で確立できるようにサポートさせていただいています。食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣を振り返り、病気と共に生活されている患者さんが生活改善できるように支援いたします。

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新生児集中ケア認定看護師:濱木 妙子
新生児集中ケア認定看護師:濱木 妙子
小さく生まれたお子様や、病気で生まれたお子様の急性期のケアを行っています。言葉では表現することが難しい子どもの表情や行動を見る中で、子どもが安全で快適に育つ環境づくりを行い、新生児集中ケア認定看護師:濱木 妙子子ども主体のケアを実践しています。

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新生児集中ケア認定看護師:林 美智子(特定行為研修修了)
新生児集中ケア認定看護師:林 美智子(特定行為研修修了)
早産や疾患を持って生まれた赤ちゃんが母体外環境に適応できるよう、ストレスの少ないケア環境の提供に努めています。また両新生児集中ケア認定看護師:林 美智子(特定行為研修修了)親やきょうだいが赤ちゃんとの家族関係を良好に築けるようファミリーケアも大切にしています。

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手術看護認定看護師:阿部 瑞恵(特定行為研修修了)
手術看護認定看護師:阿部 瑞恵(特定行為研修修了)
手術室は非常に緊張感漂うイメージがありますが、手術看護認定看護師:阿部 瑞恵(特定行為研修修了)様々な職種のスタッフと協力し、周術期チームの一員として手術看護を提供していきます。手術を受ける患者さんが、より安心で安全な手術が受けられるよう働きかけています。また、1日でも早い社会復帰ができるよう感染管理や合併症予防などに努めています。

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手術看護認定看護師:吉澤 恵
手術看護認定看護師:吉澤 恵
手術看護とは、手術を受ける患者さんが安心して手術を受けることができるよう、手術中にとどまらず手術前から手術後にかけての継続した看護を言います。手術前から患者さんと関わり、少しでも落ち着いた気持ちで手術が受けられるよう支援していきます。また手術による合併症を予防し早期回復することができるよう、専門的な知識や技術を用いた手術看護の提供を行っ手術看護認定看護師:吉澤 恵ています。
そして安全な手術が提供できるよう手術室看護師だけではなく手術に関わる他職種と連携を図り、チームとして患者さんを支援できるよう努めていきます。

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乳がん看護認定看護師:酒井 裕美
乳がん看護認定看護師:酒井 裕美
乳がん看護認定看護師は、医師からの説明に対する疑問や手術の方法に迷っている方、あるいは術後の治療に対する不安を抱えている方、退院後の日常生活の中で起きてくる上乳がん看護認定看護師:酒井 裕美肢のリンパ浮腫など様々な症状や悩みに対しいつでも相談できる体制をつくりお待ちしております。ご相談のある方は、緩和ケアセンター受付やがん相談支援センター“こもれび”へお越し下さい。

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乳がん看護認定看護師:嶋倉 裕美
乳がん看護認定看護師:嶋倉 裕美
乳がんは、診断を受けてから10年間という長期にわたり経過をみていきます。また、50歳前後が乳がん年齢と言われますが、20~30代の患者さんもおられます。家庭や職場での役割が大きい患者さんが安心して治療を受けることができ、そして望む日常生活を送ることができるよう、一緒に考え支援していきます。

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摂食・嚥下障害看護認定看護師:河口 絵里奈
摂食・嚥下障害看護認定看護師:河口 絵里奈
摂食嚥下障害は「食べること」「飲み込むこと」に障害があることです。高齢者では機能低下により、嚥下機能の低下を認めます。しかし、高齢者以外でも疾患や治療による副作用、廃用により、年代を限らず障害が出現します。嚥下機能の低下は誤嚥性肺炎につながり、肺炎を繰り返すことで「食べること」自体ができなくなる可能性があります。「食べること」は人間にとって必要最低限の欲求であり私たちが生活する中で欠かせないものです。
そのため、摂食・嚥下障害をもつ患者さんが、安全に長く経口摂取を続けることができるように、患者さんへの援助、スタッフの技術向上に向けた支援をしていきたいと思っています。

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摂食・嚥下障害看護認定看護師:里見 美佳
摂食・嚥下障害看護認定看護師:里見 美佳
摂食嚥下障害は、病気や治療、加齢など何らかの理由で口から食べることが困難になった状態です。疾患の治療のために行う絶食でも摂食嚥下機能は低下します。疾患は改善したが、経口摂取が困難になることがあります。そのため、早期からの摂食嚥下機能へのアプローチが大切になります。
摂食嚥下機能の低下を予防するために、摂食嚥下機能の評価や嚥下リハビリテーションの指導、適切な食形態や姿勢の調整、口腔ケアなど、その人にあった適切なケアを提供できるように、取り組みをしていきたいと考えています。
患者さんに寄り添いながら「口から食べる」ための支援をしていきたいです。

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小児救急看護認定看護師:柿沢 有希子
小児救急看護認定看護師:柿沢 有希子
受診される子どもとご家族の方の思いを尊重し、子どもの頑張る力を引き出せるような関わりを行っています。病気について心配なこと、成長発達についてなどを相談していただく子育て支援外来を行っています。また、子育て中のがん患者さんで、子どもにがんのことをどう話してよいかわからないと悩んでお小児救急看護認定看護師:柿沢 有希子られる方々への支援を、緩和ケア認定看護師や、小児専門看護師、がん看護専門看護師とともにチームで取り組んでいます。
子どもへの関わりに悩んでおられるご家族や医療従者の方の力になりたいと考えています。

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がん放射線療法看護認定看護師:片山 里美
がん放射線療法看護認定看護師:片山 里美
がん治療は大きく「手術療法」「化学療法」「放射線療法」に分けられます。放射線療法は近年、治療機器や技術の進歩、化学療法との併用で治療成績が向上していることから、注目度が増している分野です。放射線療法は局所治療で臓器の形態と機能温存が可能であり、全身への有害事象が少ないことから、QOLを高く保持できるという特徴があります。そのため高齢者への適応も多く、放射線治療を受ける患者さんは増えています。「がん放射線療法看護認定看護師」には、二つの役割があります。一つは放射線治療に伴う副作用症状の予防、緩和、およびセルフケア支援、もう一つは安全・安楽な治療環境の提供です。
放射線治療を受ける患者さんやご家族が、安心して治療を継続できるよう、他部署・他職種のスタッフと協力して治療完遂に向けた支援を行っていきたいと思っています。

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認知症看護認定看護師:宮元 滋宏
認知症看護認定看護師:宮元 滋宏(特定行為研修修了)
認知症の人は、「確かさ」を段々と失っていきます。今の時間や場所、隣にいる人が誰かなど、今まで当たり前のものとして存在していたものが、時間をかけ崩れていきます。「確かさ」が失われることで、自信をなくし、不安を感じることが多くなります。このような世界を想像すると、認知症の人に声をかけるときは、穏やかに声をかける必要があると感じます。認知症ケアは「やさしさ」だけと思っておられる方もいるのかもしれません。
認知症の人の世界を想像し、ケアに活かすことは「やさしさ」だけではなく、アカデミックな部分であると思っています。認知症看護認定看護師として、院内の認知症ケアの充実に寄与していきたいです。

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慢性心不全看護認定看護師:大工 真人
慢性心不全看護認定看護師:大工 真人
慢性心不全の病態や治療は複雑化・多様化しており、その管理は長期にわたります。そのため、患者さん自身が治療計画に参加し、身体症状の理解を深め、医療資源や社会資源を活用しながら生活を調整していく必要があります。私は、循環器内科病棟で勤務し、このような慢性心不全患者さんの病態や病期に応じた症状モニタリングとアセスメント、食事や生活面での自己管理能力を高める支援や心理的支援を専門的に提供し、慢性心不全患者さんとそのご家族のQOLの維持・向上を目指して日々看護援助を行っています。

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感染管理認定看護師:高本 良子
感染管理認定看護師:高本 良子
感染対策チームの一員として、多職種と連携しながらラウンドや指導を行い、感染対策に取り組んでいます。患者さんやそのご家族が安心して入院していただけるように、病院に係わるすべての人々にとって安全な環境を提供できるよう感染対策に努めていきます。また、職員からの感染に関する不安や悩みに対しても相談を受けていきたいと考えています。

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呼吸器疾患看護認定看護師:田中 一美
呼吸器疾患看護認定看護師:田中 一美(特定行為研修修了)
呼吸器疾患とは、慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、肺がん、肺炎、気管支喘息など様々です。肺胞の破壊や気道炎症は、不可逆的かつ進行性で増悪を繰り返すたびに呼吸機能は低下します。残された呼吸機能や身体機能を維持するためには、包括的な呼吸リハビリテーションが必要です。その人がその人らしく生活できるよう、またQOLが向上するよう患者さんと一緒に考えサポートしていきたいと考えています。

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腎不全看護認定看護師:竹本 貢三子
腎不全看護認定看護師:高尾 貢三子(特定行為研修修了)
腎臓は体の中に溜まった老廃物や水分、塩分などを尿として体の外へ出す働きがあります。
腎臓の働きを低下させないために、食事療法や内服、生活習慣を見直すことが大切です。
しかし、腎臓の働きが低下すると腎臓の代わりをする治療を選択する必要があり、血液透析・腹膜透析・腎移植などといった治療法があります。
患者さんがその人らしく生活できるために、一緒に治療法を考えて支援して行きたいと思っています。

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