先輩看護師からのメッセージ

　6階南病棟に異動になり4年経ちます。6階南は腎臓疾患をもつ方々が大半です。腎臓疾患は一生の付き合いであることがほとんどで、長期の治療となるため患者・家族との信頼関係が重要だと思っています。患者・家族と関わる中で、私の名前を憶えて呼んでくださったり、「話しやすい」と言われることが私の励みとなっています。よりよい信頼関係を築けるよう、患者・家族に寄り添う看護を心がけています。

　腎臓の治療は、血液透析・腹膜透析・腎臟移植が主です。その中でも腎臓移植を選択される方は、意思決定支援や術前・術後の管理が重要になってきます。手術前後に看護師だけでなく医師やレシピエント移植コーディネーターと連携して支援・指導し、元気に笑顔で退院されるのをとてもうれしく感じています。ステップアップのために今年レシピエント移植コーディネーターの資格を取得したので、これからも腎臓移植や腎疾患を持つ患者の役に立てるよう頑張っていきたいと思います。